自慢じゃないけど、わたし相当ネガティブな人間でした。
自己否定しまくりで、すぐ怒るし傷つくし自分なんかダメなんだって毎日思ってて、正直めっちゃしんどかったです。
今はというと。
もはやネガティブとかポジティブとかどうでもというか、毎日割とのほほんと暮らしてます。
誤解のないように言いますが、感情がなくなったとかじゃないですよ。
喜怒哀楽はあります。
人間だもの。
わたしが、どうやってそうなったか(こういう書き方したくないんだけども)を書き連ねます。
タイトルのとおり。ネガティブ思考をやめる方法なんてありません。
え!?ネガティブじゃなくなる方法はないだと!?意味わかんねぇ!帰る!(戻るボタン)
えーん、待って待ってー!
まぁまぁ読んでってえなーお姉ちゃんか兄ちゃんかしらんけどさー。
いやーな感情や思考が起きても、そのまま放っておけば何の効力ももたらしません。
感情や思考自体には、ポジティブとかネガティブとか良いとか悪いとかは一切ありません。
大事なことなのでもう一度書きますけども、
感情や思考自体には、ポジティブとかネガティブとか良いとか悪いとかは一切ありません。
感情や思考は、ただの反応なんです。
いちいちその反応に対して
「こんなこと考えちゃダメだ!!!逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げry」
「いやだっ!わたしネガティブなこと考えちゃった!やだっ!ああっ!!」
「やばい、こんなこと考えたら思考は現実化するとかいうしやばいやん今すぐネガティブ消えろ!キエーッ!!!」
そういうレッテルを貼るから話がややこしくなるんです。
ネガティブ思考ってのは、ただの反射的感情や思考に、ネガティブな意味を紐づけたことで生まれるだけの、いたってシンプルなものです。
だから、「やめる方法はありません」って言ったのは、その思考や感情に良い悪いなんかないんだから、ほっとけば?ってことです。
「しよう」とするのをやめるのだ。へけっ。
この場合は、「ネガティブ思考をやめようとすること」をやめる。
やめる方法を探してるってことは「何とかして変えないといけないのだ、このネガティブなミーをな!!!」ってことだよね。
「やめる方法を考える」「やめようとする」ってこと自体が不毛なんです。
勝手に起こってきた反応にいちいち「これはネガティブだからダメっ」「なんとかしてやめないと」「すぐに消さないと」って判断したり取り合うからしんどいです。
沸騰してるやかんのボディを触ってしまったら「アツゥッ!!!!!」っと手をひっこめてしまうと思うんですけど。
それって、ただの反応じゃないですか。
反射じゃないですか。
それに対して
「やばぁぁい!!!熱いって感じちゃった!!なんで!?なんで熱いって感じちゃったのよ!?はぁ……こんなことで取り乱すなんてわたしもうだめね。ふふ、やかんまでわたしにひどいこともしてくるわけだし、もういやだわ……さいなら……」
ってならないですよね(なる人がいたらごめんなさい)
熱いって感じたんだからしょうがないじゃない。
熱かったんだから手ぇ離しちゃっただけじゃない。
ただそれだけじゃない。
「熱いやかんを思わず触っちゃっても熱く感じないようにする方法とは!?」とか調べる人はいないと思うんですけど、そういうことです。
「こいつ死ね許さねえぇ殺してやる……って思ってるのかー」
「家が爆発してしまったらって急に不安になっちゃったどうしよう……ってかー」
「このまま一生結婚できなかったらどうしよう自分に存在価値なんてないんだうんたらかんたら……ってのかー」
って、どんな思考や感情が浮かんでも、どこかそれを客観的に眺める感覚。
というかほんと、そのままにしておく。
……うーん、言葉の限界を感じます。
思考や感情なんて、泡と同じなのよ。
現れては消えていくのよ、勝手にね。
無常なのよね。
上記みたいにノートにとりあえず思ってること書きなぐってみるのも手です。
ジャッジすることをやめたはずが、実はある瞬間やめられてないことに気づいてしまい、そのことについてまたネガティブなジャッジをしてしまって結局しんどいってことも起こってくるので、その場合はノートにそこらへんも素直に書いてみた方が脱出できるからです。
あのね、瞑想も良いぞ。
瞑想と言うとなんか怖いイメージあるかもですが、上記のなら怖くないし別に危なくないよ。
あと、いわゆるポジティブ思考は良いこと!ポジティブになろう!って本やセミナーみたいなのもあると思うんですが。
その、なんでもかんでもポジティブに!!って紐づけもしない方が楽になります。
その理由はまた書きますね。