オーラの色が見える友人、まいちゃんからオススメされた本です。
すらすらと読んで感動の涙しました。
目次
簡単なあらすじと感想
輪廻転生のサイクルからは外れて、二度と生まれ変わることができない主人公の魂。
だけど、抽選に当たった魂だけ、再挑戦ができると天使プラプラが話す。
主人公は見事その抽選に当たったのだ。
自殺を図った少年、真の体に「ホームステイ」し、自分が生前犯した罪を思い出さないといけない。
その罪を思い出せないと、今度こそ輪廻転生のサイクルから外され、魂は永遠に消えてしまう。
見ず知らずの少年になり、見ず知らずの家族とのホームステイ。
主人公は生前の罪を思い出し、再挑戦に成功できるのか!?
そんな風に物語は始まります。
とても軽やかで暖かい文章で、重いシーンもそこまで怖くないです。
でも、大切なことがたくさん詰まっている作品でした。
人って、表面的に判断して「この人はいいやつだ」「この人はいやなやつ」で片付けてしまいがち。
でも人間には、キレイなところも汚いところも、いろんな色がある。まさにカラフル。
自分自身も、身近な家族も、好きな異性も、眼中にないけど周りにいる人も、友達も。
みんないろんな想いがあって生きている。
勝手に思い込んで、決め付けているだけで、本当の気持ちは全然違うかもしれない。
そして、自分が気づいていないだけで、自分のことを心から思ってくれている人はたくさんいるのかもしれない。それは同性でも異性でも。
生きることって、美しい。
もっと自分の生を、かみしめて、大切にすごしたいな。
なんだか、目の前の景色や他人の見方がガラッと変わる、そんな本でした。
時間がない方でも比較的すぐに読めちゃうと思うのでお勧めです。
本当に、人生観変わると思います。