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自己開示が苦手だった女が克服した話。メリットもたくさんだった。

自分をさらけ出す!!

このブログでもかなりさらけ出してきてはいましたが、どうしても言えなかったこともう少し開示しようと思います。

「こんなこと言ったら引かれちゃうんじゃないか?」
「怒られちゃうんじゃないか?」
「嫌われちゃうんじゃないか?」

そんなことまだまだわたしにもあったんですよね。

しかしながら、取り繕っても隠しても意味がないんです。

何より、自分が自分にウソをついたりごまかしてしまうということは……
自分自身を否定することと同じなのですよね。

目次

わたしの自己開示

借金があります(ででんっ

具体的な金額は控えますが、四捨五入して100万です。

しかもね、おととしにも同じような金額の借金を抱えました。

それは、父親に肩代わりしてもらいました。

そして一年ちょっとで、また同じだけの借金を抱えています。

なんでまた?何に使ってんのあんた?ってのはまた別記事でさらけ出すとして……。

今回のテーマは、あくまで自己開示についての話なので。

おととしの借金のこと、当時は両親しか知らなかったんですね。

 

で、今の借金は、最近まで誰にも言えてませんでした。

しかし2018年11月頃、これを書いている今からすれば約2カ月前……。

どうしても仕事関係の人に借金のことをいわざるを得なくなってしまって。

声を震わせながら「実は……」と話したら。

「あ、そうなんですか」

の一言でおしまい。

わたしは「え……?もっと引かれると思ったのに……」と驚愕。

しかも、金額を聞かれて正直に話したら

「ああ、なんだそれくらいかー」

ええっ……!?

「いやいや、中にはいるんですよもっとすごい金額言ってくるやつが。それと比べれば余裕で返せますねー」

お、おう……。

そんなわけで、それをきっかけに友達や知り合いに借金のことを打ち明ける。

そうすると、みんなまったく引かないの、むしろさ、

「自分もあるよ」とか「自分も過去そんなことありました……」とか「借金はないけど、お金なくて苦しいから気持ちめっちゃわかる」などなど、同じくその人のことを打ち明けてくれたり……。

「協力できることあるならするから!」「ご飯奢るよ!」って色々提案してくれたり……。

「まー仕事始める人だいたい借金してるよ。最初はそんなもんよ」ってさらーっと受け入れたり……(これは大阪にいるかなり仲の良い子にリプライで言われて、泣きそうになりました。ニュアンスがうまく伝えられないのですが、まじで愛がこもってる言葉なの……)

 

すると、心がふっと軽くなったんです。

いや、もちろんお金に苦しい現状は変わってはないのですけど、なんというか「借金をしている自分が恥ずかしい、こんなの人に言ったら笑われる、嫌われる」という無意識で起こっていた恐怖や自己否定から解放され始めたんです。

 

ただ、そうなってもどうしても言えない人がいるわけです。

両親です。

(余談ですが、わたしの両親はわたしが大人になってから離婚してるので、当然ながら二人は別々で暮らしています)

 

おととしの借金については、父さんに「もうどうしようもないので、助けてください」を言ったら……本当に叱られました。いや、そりゃそうだ。

うちの父さんは、お金に対して昔から結構シビアだったので。

「お前、そろばんと暗算2級やろ?なんのためにそろばんやらせたんや。金の計算もできひんのか……父さんは……お前がちゃんと東京でやりくりしてると思ってたから家賃の更新とは払ってあげてたんやぞ。正月帰って来た時は新幹線代って言うてあげてたやろ?……失望したわ……!ていうか、声優としても芽ぇでてへんってことは……わかってるやろ、もうあかんの」

と言われました。

自分が悪いとはいえ、さすがにショックすぎて号泣しました。

でも、なんとか工面して借金分のお金を振り込んでくれたんです……。

 

そんな経緯があるため、父親にはもう口が裂けてもいえない!

そして、母親だってショックをうけてしまうかもしれない……!

と頭の中をぐるぐる。

しかし、2019年1月のお正月。

帰省中母と話していて、もうダメだ!言わなきゃ!と急に思い立って

「あかんわ!隠しててもしゃあない!実は!!!」

と打ち明けました。

そうすると「えっ……また!?」と驚かれましたが、そこからが予想外。

現状いくら毎月返してるのか、借金総額はいくらなのかを今すぐノートに書きなさい、と言われて。

借金以外にかかっている光熱費などの生活費もすべて把握した上で、どうしていけばいいかを冷静に考え話し出す母さん。

結論から言うと、私が想像していたように母がショック受けて鬱になっちゃうんじゃ……みたいなことはまったくなりませんでした。

むしろめちゃくちゃ冷静に堅実に「現状把握しよ」と向き合ってくれました。

 

私と、母さんと、母さんのパートナーが協力して、借金返していこう!となったんです。

「林修先生の番組見たけどなー、親の脛はかじれるだけかじったらええ!て言うてたで。母さんもその考えは同意やわ。母さんも新婚でお金なかった時、ばあちゃんにシャンプーを箱で送ってもらったりして助けてもらっててんで。私も彼も、あんたを素直に助けたいからしてるんや。いいな?したいからしてるんやで。でも、あんたもうせえへん言うてたのにまたこうなったから、ほんま絶対もうやめてや。な?せやけどな、あんたならできるって信じてるんやでわたしらは。だから助けるんやで」

と、優しく淡々と言われました。

長くなってきてしまったのですが、要はね、これは単なる開き直り話として伝えたいのではなく。

自己開示できない、自分の情けないところを人にさらけ出せない……ってことは、つまりは自分を否定してしまっているし、周りに対しても取り繕って心閉ざしてる状態なんだよ。

だから、借金ある人が自己開示したらすぐに借金なくなるーとかお金もらえるーとかじゃなくて。そういううわっつらなことを言いたくて私はこのことを書いているわけじゃないのです。

現状を認めることになって、自分を赦すことができる。

じゃあこれからどうしたらいいか?

をフラットにできるようになるんです。

開き直って、どうでもいいや!はいーぃいーっ。ってなげやりになれと言っているのではないのです。

 

今回の記事は借金の話でしたが、声優という職業に対しても、自己開示できませんでした。

売れてない自分を否定してしまっていた。

「私は売れてません。仕事ありません」ってことを自分で認められなかった。そしてもちろん、それを人になんて言えなかったのです。

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でも、それも正直に書いて、せっかくだから声優志望者さんの役に立てるにはどうしたらいいかな?とかどんどんアイデアが浮かんできたんです。

自分だけが良くなりたい!とかそういう気持ちも自然と消えていったというか。

情けない、かっこわるい自分も、受け入れられるようになった。

でも、そうは言ってもいきなり人に全部さらけ出せ!って言っても難しいのは重々わかっています。

だからこそまずは、自分自身に自己開示してみません?

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上記記事をお読みください。

まずは、勇気をもって現状を自分だけでいいから把握してみよう。

ゆっくりゆっくり、それは広がっていく。

人にも言えるようになる。

そうなると、逆に人は本当の自分を受け入れてくれる、自分も楽になる。

そして、今後どうしたらいいかを、地に足をつけて考えて実行できるようになる。

 

かっこいい自分じゃなくても、人は離れていかないよ。

それで離れるならそれまでって、心底思えるようになる!

 

ちなみに、父さんには言ってないけど、もしかしたらブログを読む可能性が微レ存。

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