陽(ポジティブ)ばかりを追い求めないでいいんじゃないか?

こんにちは。
リマインダーヴォイスヒーラー有薗麻衣です。

最近の世界は陽ばかり強めて、
陰を切り捨てたり無視しまくっているように感じています。

電車の広告でも
「プチ整形!」
「脱毛!」
みたいなのね。

人の陰を刺激して、
無理やり陽にならせようとするような広告。

すぐに美しくなろうとか
すぐに稼げるようになろうとか、
すぐになんでも成果だそうとか。

安く、早く、良いものを。
時間をかけなくても、いいものを。

人に良い印象を与えましょう。
愛想はよく、楽しく、優しく、キラキラで……。
汚いところは見せないで、夢を見せよう。
ワクワク! いつも穏やかポジティブに!

…………

でも、陰陽はセット。

陽が強くなれば強くなるほど、
陰は比例して強くなります。

ニュースやSNSを見ていても、
すごいドロドロがひしめき合っていますね。

それをないものにしようとして切り捨てたり、批判したり……
はたまた、ますます陽を強めようとする。

するとまた陰が強まって……の悪循環。

陽と陰に良い悪いはない。
両方あることが自然の摂理。

ネガティブを無理やりポジティブに変換するのではなく、
まずはネガティブがあることをただ受け止める。

ネガティブな反応出てきても……しゃあないやんか~。

中学生の時の担任の先生が
「差別心は必ずみんなある」
と言ってくれたのを思い出しました。

差別をなくそうとするのではなく、
差別心があるイジワルな自分がいることに気づいて、
見つめて、否定も肯定もしない。

イジワルで汚い自分がいることに
ショックを受けているならそれもまたないことにしない。

勝手に起こっちゃう気持ちはどうしようもない。
しゃあないやん。

刺激と反応の間には 「選択の自由」 がある。

そうは言っても、
これまで無意識に陰を隠さないといけないとか
感じてはいけないって律してきた人が多い世の中。

陰や、刺激と反応の間を見つめるのは
不快感や痛みを伴う。

いきなり一人じゃ無理なら、
誰かと慎重に向き合ってみてもいいかもしれない。

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