「こんなこと出来て当たり前だ」
「もっとすごいことしないと認めてもらえない」
こんな風に向上心が強いことってとても素晴らしい。
でも、それだけじゃ自分がとってもかわいそうだと思いませんか。
わたしも割と自分を褒めてあげられない人間でして、
そこが今の課題だなと思っています。
自己肯定。
根拠のない自信。
とっても大切!
あたりまえのことはあたりまえじゃない
「自分のこと褒めるなんてできない。
認めてあげられるところなんてないから。
誰でも出来ることしかできない。」
そんなことはないのです。
朝起きられること、
顔を洗えること、
歯磨きが出来ること、
トイレできること
話せること、
歩けること、
スマホやPCで文字の入力ができること。
子供じゃないんだから当たり前でしょ!
と思いがちなことも、実は本当に素晴らしいことです。
赤ちゃんの頃は、
おっぱい飲めただけで、
寝返り打てただけで、
はいはいできただけで、
つかまりだちできただけで、
「ままー」とかごく簡単な言葉をしゃべれただけで、
お母さんやお父さんは大喜びです。
日々の小さな成長を心から褒めてくれましたね。
最近ニュースで、日本人の宇宙飛行士が地球に帰還したというのを見ました。
長く宇宙空間にいると、地球帰還後は重力によるバランス感覚が変わるため
地球で当たり前のように送っていた生活が難しくなるそうです。
とにかく頭が重くて、首の筋肉で支えていることを実感したり、
寝ていても座っていても重力のせいで体に負担がかかっておしりが痛くなったり、
宇宙空間では自分の脚の重さを考えなくてもいいけれど、地球だと歩くために太ももを想像以上に上げないといけないとか。
普段当たり前に生活していることって、どれだけ大変なことか。
かけがえのないことか。
わたしの心の師匠やすよさんや、
ヨガの講師をしている女性は
毎朝起きるだけで自分を褒めるそうです。
ばかばかしい、と思うかもしれませんが、
普段気にも留めていない些細なことでも、自分のことを褒めてあげると
自分自身が満たされていきます。
世間にすごい!と思われることをしようとする前に
当たり前のことを当たり前にできる自分を少しずつでもいいので
日々感謝して褒めていきましょう。